長崎郷土芸能保存協議会は、今日2日(日)10時30分より出演団体によるパレード(浜町アーケード、観光通りなど)を行ない、13時から長崎市公会堂前広場において“ふるさとの心再発見”を大会テーマとし「第36回長崎郷土芸能大会」を開催しました。この長崎郷土芸能大会は、郷土「長崎」の貴重な民族芸能の保存と顕彰を図り、市民の伝統と文化に対する関心と理解を深めるために、毎年開催されています。
今年は、長崎くんちの桟敷席会場を初めて活用し、相川町月の輪太鼓(式見地区)、長崎しゃぎり(東長崎地区)、竿浦・江川浮立(土井首地区)、長崎半島樺島ハイヤ節(野母・三和地区)、矢上平野浮立(東長崎地区)の5団体が伝統芸能を披露されました。生活のなかで生まれ、生活のなかで引き継がれた地域の伝統芸能、地域の連携が希薄になりつつあるなかで、人集め、練習、伝統の継続に日々たゆまざる努力をされている地域関係者の皆様方に敬意を表します。(写真は、ダイナミックに舞う相川町月の輪太鼓です)