長崎くんちは、10月7日(前日)から9日(後日)の3日間、7年に一度巡ってくる踊町を中心にくんち本番がスタートした。諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」は、起源とされる1634年の奉納踊りから384回目になるといわれている。7日(前日)は午前中式見地区町民運動会出席後、午後から市役所方面に出かけ、3体のお神輿(諏訪・住吉・森崎)のお下りや傘鉾パレードを拝見、沿道に詰めかけた見物客から大きな歓声が上がっていた。地方局では、午前7時から各踊町の演(だ)し物や傘鉾・本踊の様子が放映され、モッテコーイ!モッテコーイ!の掛け声が聞こえ、華やかな舞や力強い動きで長崎の秋を彩っていた。
今年の踊町はくんちの幕開けを飾った、白い晒(さらし)を風になびかせあでやかな舞を表現した「紺屋町の本踊」、鮮やかな朱色の唐人船で躍動感あふれる船回しを披露した「大黒町の唐人船」、オルゴール回しと力強い船回しを披露した「出島町の阿蘭陀船」、「小川町の唐子獅子踊り」、網打ち船頭の「東古川町の川船」、「本古川町の御座船」、太鼓山を空高く放り投げピタッと受け止める「椛島町のコッコデショ」の7カ町の演し物が諏訪神社に奉納された。今年は7日(日)8日(祝)が連休となるが、所用が重なっているため何とか御旅所のある大波止に足を運びたいが・・・・・関係者皆様のご安全・ご健康を祈念する。