長崎市社会福祉協議会福田支部(黒田唯介支部長)は、4月11日福田ふれあいセンターにおいて65歳以上の単身者を対象に「福田地区ふれあい食事会」を開催した。社協福田支部では、地域に適応した福祉活動を行い、地域ぐるみで住み良い町づくりに努めながら、昭和60年5月より「ふれあい食事サービス」が継続され、40年目を迎えようとしている。ふれあい食事会は、社協福田支部の役員・評議員並びに食事サービスボランティアを中心に準備が進められ、毎月(8月・1月除く)第2金曜日に実施されている。今回のメニューも季節に合わせ、たけのこごはん、白身魚の揚げ物、吸い物、つわの煮物、サラダ、デザートなど、いつも美味しい料理が提供されている。ボランティアの人が育てた料理の食材の提供など、食事会を和ませてくれている。
食事サービスは、福田地区内の一人暮らしの高齢者約50名を対象に、コロナ禍で中止はあったものの、昨年5月からは従来の姿に戻っている。食事会の後は、長崎市地域保健課の担当より「良い睡眠でこころの健康づくり~睡眠は健康と安全に関係しています~」のテーマで講演があった。講演の内容は、何故睡眠が必要なの?体と脳を休める、免疫機能をアップ、内臓や筋肉の修復など、睡眠は健康を保つうえで最も重要である。睡眠のメカニズムと種類、年代毎の睡眠の深さ、30分以上寝付けない不眠について、不眠の原因は環境要因、身体要因、心理的要因、生活習慣要因がある。良い睡眠のためには、環境づくりも重要。適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを、睡眠は心とからだの健康づくりに大切であるなど聴講した。