大浜町自治会(井上重久会長)は、秋晴れの11月3日(日)10時から大浜稲荷神社において自治会役員・神社関係者などの参加のもと「大浜稲荷神社秋季大祭」を執り行った。大浜稲荷神社は、農業の神様(食べ物の神)、地域の守り神として約300年前から今日まで引き継がれている。現在の社殿の建立は定かでないが、社の痛みも目立つようになり、随時補修を行いながら維持管理している。お神輿巡幸は、大浜町内においても少子化が進み、10年ほど前からマリナシティ自治会(喜多洋子会長)への協力をお願いし、子供たちが中心となり大浜子ども会・マリナシティ子ども会の保護者・自治会役員らがサポートしながら町内とマリナシティ内を巡幸した。お神輿は、小さいながらも担いで見れば、見た目より相当重く重量感がある。
お旅所の大浜公園では、大浜町自治会のうどん・いなりを販売、地元生産者が育てた野菜・さつまいも、有志によるまんじゅう・みかんの販売は即完売、福田子ども食堂の生花、甘酒、焼菓子などほぼ完売し、14時前後に出店を閉じた。大浜公園では、12時30分から福田幟龍神メンバーによる太鼓の披露が行われ大きな拍手がおくられていた。13時からは大浜公民館において奉納演芸大会を開き、トップバッターはギター演奏、大浜体操クラブによるストレッチ、太極拳、ラストは長崎市内で活動されている日本古来の楽器“篠笛(しのぶえ)”の演奏など披露された。会場からはモッテコーイ・モッテコーイの掛け声もあり、和やかな雰囲気に包まれていた。今後とも、地域の伝統行事を関係者の皆様と連携を図りながら「大浜稲荷神社秋季大祭」を継承して行きたい。