11月3日(2日目)は7時のモーニングコールより早目の6時30分起床。持参したタブレットパソコンで「活動の備忘録」を掲載しようとしたが、ウェブサイトが拒否されアップ出来なかった。ホテル出発は8時30分発、8時までにバイキング料理を食し出発の準備を整え、専用車で香港中港城のフェリーターミナルに向った。香港中港城のターミナルで出国手続きを済ませ、フェリーで約1時間30分乗船し中山港に到着、入国手続き後専用車で中山市内に向った。中山氏は、中国の民主革命家である孫文(孫中山)の故郷として知られている。中華人民共和国建国後、中央政府が改革開放政策を進める中、1985年中山市を含む広東省は珠江デルタ沿海開放区の指定を受け、1991年市内にハイテク産業開発区が設置され、外資系企業が市内に進出し、家電、電子部品、自動車部品などの生産基地として工業化が進んでいる。
市内ホテルレストランで昼食を済ませ、中山市人民代表大会を表敬訪問し歓迎を受けた。歓迎式の出席者は、唐頴(とうえい)氏(中山市人民代表大会常務委員会常務副主任)ほか5名が対応し歓迎の挨拶を受けた。唐頴(とうえい)氏より「中山市人民大会の概要や長崎市と中山市の友好の歴史について、中山市の新興産業(LED照明器具・家電製品など)について、相互訪問の交流経緯を踏まえて友好都市から姉妹都市を目指したい」との説明・挨拶があった。野口団長(市議会議長)より「孫文は中山市の出身であり、孫文を物資共に支援した梅屋庄吉は長崎市の出身であることから、その歴史的な友情を顕彰し、市民や民間レベルでの交流を促進するため友好都市の提携を行った。主な交流は教育・文化の交流で今後とも子ども達の交流を図って行きたい」との挨拶の後、意見交換が行われた。