2015年9月16日（水）「長崎市職員の不祥事」報告！

長崎市議会定例会（9月議会）各常任委員会は、9月10日から15日にかけて条例改正、補正予算、所管事項調査などが行われた。今議会の大きな特徴は、長崎市職員の不祥事や業務のミスが相次いでいる事案に対し、各常任委員会に再発防止策が報告された。職員の不祥事は、平成26年4月1日から平成27年9月10日までに判明した25件。私の所属する建設水道委員会では、建築工事の積算を誤り本来より低い金額で公表した予定価格に基づき契約締結、市道の工期延長に関する変更契約で議決すべきところを専決処分と誤認、新市立病院駐車場棟基礎工事で雨水渠が埋設されていることを認識せず損傷、指定管理者の事務の滞りで市営住宅の退去修繕の遅延が多数発生したことなど報告された。それぞれ事案に対しての原因や再発防止策、処分の有無などを質し、私からは、縦割り組織のなかでは「報告・相談・連絡｣の徹底を図ること、職員の知識不足・意識の低下も見受けられるので教育・指導を行うこと、組織のチェック体制の改善、コミュニケーション不足や各部局間の横の連携を図ることなど、再発防止に向けての意見を述べた。