長崎県原子力平和利用研究会議(高比良末男議長)は、8月29日(土)9時30分から長崎電気ビル(城山町)において「長崎県原子力平和利用研究会議第27回総会」を開催した。総会では、高比良議長より「東日本大震災・福島原発事故から4年半が経過、世界で最も厳しい水準の規制基準に適合し、川内原子力発電所1号機が8月11日起動し国内初の再稼働となった。原発事故の教訓を活かして二度と同じような事故が起きない対策を施すべきである。平和利用については更なる安全確保を前提として取り組まなければならない」との見解が示された。総会では2014年度活動報告、2015年度活動方針では、施設見学会の推進、懇談会の実施、学習会・講演会の実施等を確認、役員体制では渡辺敏勝議長を選出し新役員体制で活動をスタートした。