鈴木市長は6月20日の施政方針の中で、重点取り組みとして、人口減少対策の中でも「経済再生」と「少子化対策」の2つの重点分野を車の両輪と捉え、新たにプロジェクトを始動する。経済再生プロジェクトでは、魅力的な雇用・しごとをつくるとともに、まちの機能を維持・活性化するため交流拡大と産業振興で経済を力強く再生する。少子化対策プロジェクトでは､子育てに関する経済的負担軽減を図るとともに、時間と場所の切れ目のない子育て支援や教育環境の充実を図り、子育てしやすいまちに転換する。また、限られた財源や人的資源の中において、この2つのプロジェクトを強力に推進するため「新市役所創造プロジェクト」を始動し、職員が効率的・効果的に力を発揮できる、働き方や行財政運営を時代の流れにあったものに転換する。政策推進体制として、外部人材を政策顧問として登用、アクションプランを策定、施策の適切な見直しを行うなど、PDCAサイクルを回していくと表明した。
