2016年8月16日(火)「長崎の精霊流し・終戦71年」!

2016.8.15 長崎の精霊流し長崎市内では、昨日(15)夕方から初盆を迎えた家族らが、盆提灯や造花などで飾られた精霊船(しょうろうぶね)に、故人の霊を乗せて極楽浄土へ送り出す長崎の伝統行事「精霊流し」が行われ、爆竹やかねの音がにぎやかになり響いていた。長崎市内のお盆は、他県で見られない特徴があり、墓前でする花火、大量の爆竹を鳴らし賑やかに故人を送る「精霊流し」など長崎の夏の風物詩となっている。爆竹の音は、「魔界との関係を音によって断ち、大きな音で渇を入れこの世との未練を断たせる」と言われている。県内では、警察の通行許可が必要な全長2m以上の精霊船は全体で約1,000隻、このうち長崎市が半数以上の約500隻を占めている。

2016.8.25 全国戦没者追悼式また、昨日(15日)は終戦から71年、政府主催の「全国戦没者追悼式」が執り行われ、平和への誓いを新たにした。安倍首相は式辞で「戦争の惨禍を決して繰り返さない。歴史と謙虚に向き合い世界の平和と繁栄に貢献する」と述べられた。正午の時報に合わせ、戦争で犠牲になられた軍人・軍属約230万人と、空襲や原爆投下・沖縄戦で亡くなった民間人約80万人の御霊に対し、戦争のない平和な社会を目指すことを誓い、黙とうを捧げご冥福をお祈りした。今年、参列者約4,900人、参列者に占めた戦没者の妻は0.1%、戦没者の孫など戦後生まれの人が2割を超えたと報道された。

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