長崎市議会は、さる8月18日(火)「議会運営委員会」を開催、定例会の会期・付議事件等及び運営などについて報告がありましたのでその概要を掲載します。9月議会では、平成27年度一般会計補正(第3号)3億9,384万8千円の予算案や人事3件、条例改正14件、予算5件、決算2件、報告1件、その他8件が上程されることになった。会期は、9月1日(火)から9月18日(金)までの18日間、市道江保崎線(琴海大橋)既設下部撤去及び新橋下部工事の工事延長(平成27年8月31日までを平成28年3月22日に延長)について、日程の都合上臨時議会を招集できないことから、議運での協議経過を踏まえ市長の専決処分とする報告があった。
主な補正予算は、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産(本県など8県の23施設)に含まれる「端島炭鉱(軍艦島)」の保存整備に財源に充てるための積立金4,800万円、世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産がある外海地区の「道の駅夕陽が丘そとめ」の駐車場増設費用に3,000万円、平成27年10月から始まる個人番号(マイナンバー)の申請・交付に伴う郵送料の経費増として2,309万円など。条例改正では、佐古小学校及び仁田小学校を統合する長崎市小学校条例の一部改正、行政と市民が共にまちづくりを進めるための方向性や役割分担を定めた「長崎市よかまちづくり基本条例」等が計上されている。