さる3月10日「井上重久だよりNo80」発行準備のため、稲佐山展望台・鍋冠山展望台を訪れ、表紙に使用する長崎港周辺の写真を撮影した。稲佐山からの撮影時、展望台付近に鶴のモニュメントにハートの形と、長崎港周辺を眺望する観光客に惹かれシャッターを押した。鶴の港の長崎は♪・・五港の一つに数えられ♪・・東は彦山豊前坊♪・・・ハタの名勝は金比羅・風頭山♪・・・・と、長崎相撲甚句の歌詞を思い出した。鶴の港の長崎をインターネットで調べてみれば、江戸時代の1820年頃に編纂された「長崎名勝図絵」に、「古来長崎を鶴の港と呼ぶのは、その地形が鶴が翼をひろげて空高く舞っているような勢いに見立ててのことである」と書かれているという。

また、旧県庁跡から旧市役所跡までの細い高台を鶴の首に例え、その両側に入り込む海を両翼に例えている説もある。もう一つの説は、長崎の稲佐と五島町海岸に入り込んだ港、つまり現在の長崎港が鶴の胴体で、首は竹の久保付近まで、浦上川がくちばし」という説もあるという。長崎の名の起こりかもしれない長い岬と「鶴の港」という呼び名が、細長いという1点だけで短絡的に結びついてしまったのか?むかしから長崎港は、鶴が翼を広げた形をしていたので「鶴の港」と呼ばれていたのが通説となっているのか? 通常は稲佐山から眺める「鶴の港」、鍋冠山展望台からの眺望も見応えがあった。

