2019年2月11日(月)「住宅リフォーム補助事業の継続」!

市民クラブの政策要求に対する回答を掲載する。「長崎市住宅リフォーム補助事業を継続して充実をはかる皓」の要求に対し、次のような回答がった。長崎市では、平成22年度から平成28年度まで、民間住宅の質の向上と長寿命化の促進を図ることを目的に「ながさき住みよ家リフォーム補助金」を、平成29年度からこの制度に加え、浴室や便所のバリアフリー化など住宅の性能向上を目的とした「住宅性能向上リフォーム補助金」を実施してきた。平成30年度の実績は、「ながさき住みよ家リフォーム補助金」の申請件数が、853件で予算額に達したことから、申請受付を912日に終了した。また、「住宅性能向上リフォーム補助金」は、申請件数563件(平成3012月末現在)、執行率67.2%となっている。どちらの制度も、住宅の居住環境改善や若手技能者の育成と技術の継承を目的に取り組んでいるので今後も継続する。平成31年度は「ながさき住みよ家リフォーム補助金」の予算、件数を拡大し、広く活用していただく。

次に、世界遺産の保存整備と併せての周辺環境整備、保全管理の財源確保に努めること」の要求に対して、長崎市には「明治日本の産業革命遺産」の8資産、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の3資産を併せて11の資産がある。特に劣化の激しい端島(軍艦島)は、国の補助の要件として必要な「史跡高島炭鉱跡整備基本計画」の策定を終え、平成30年度から本格的な整備を進めている。三菱重工の稼働資産以外は、国の文化財に指定されていることから国の文化財補助事業を活用し、今後とも国や県に対して財政面での支援を求めて行く。周辺環境整備は、これまでも教会堂堂周辺の環境に配慮した駐車場、トイレ、構成資産までの歩行者ルートの整備を実施している。出津・大野集落については、住民の生活環境への影響が出ないよう、地元住民の意見を聞きながら、誘導版や案内板の設置など可能な対策を検討するとの回答があった。

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