2017年3月22日(水)「当初予算案に対する討論」概要!

朝夕の冷え込みはあるが、東京では3月21日桜(ソメイヨシノ)が開花したとのニュースが流れていた。卒業・入学、就職・人事異動などのシーズンを迎え、慌ただしい日々とともに春の訪れを感じる。長崎市議会も3月16日閉会、第9号議案平成29年度長崎市一般会計予算について、賛成の立場から意見を述べたので概要(行政サテライト再編部分は3月15日にアップしたので除く)を掲載する。先ず、第10款教育費「小中学校適正配置推進費」については、少子化の進行が見込まれるなかで、学校での教育活動の効果を高め、子ども達の教育環境を整備するもの。本事業を進めるうえでは、長崎市立学校通学審議会が市に提出した「長崎市立小学校・中学校における規模の適正化と適正配置の基本方針(案)」についての答申を尊重し、対象地区においては保護者や地域住民と十分な協議を行って、対応されるようお願いする。

第2款総務費「がんばらんば長崎市応援寄附推進費」については、謝礼品の中には人気がある謝礼品もあれば、不人気な謝礼品もある。寄附額の増加を図るというのであれば、定期的に謝礼品の見直しを行い、魅力ある謝礼品にしていくよう検討願う。8款住宅費「長﨑すみよ家リフォーム補助金」については、平成28年度予算1億4千万円であったのに対し、平成29年度の予算計上は9千6百万円に減額されている。毎年、100%の執行率、しかも年度途中で補助金が底をつくほど、市民ニーズが高い現状にあり、経済効果は14倍以上、建設業界で最重要課題となっている、若手建設技能者の育成に大きな効果がある。長崎市が抱える課題の解決に資する施策であり、住宅リフォーム助成制度は拡大すべきで、減額すべきでは無い。平成29年度、早い時期に予算が尽きるようであれば、補正を組むことも視野に入れて取り組みを進めるよう要望し、賛成討論とした。

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