2018年12月24日(月)「長崎市科学館リニューアルオープン」!

長崎市教育委員会(橋田慶信教育長)は、12月22日(土)9時から長崎市科学館2階エントランスロビーにおいて来賓・関係者らが出席して「長崎市科学館展示室リニューアルオープニングセレモニー」を開催した。セレモニー冒頭、草野仁名誉館長(ニュースキャスター)より「年末の慌ただしい中、リニューアルオープン出来ることに多くの関係者に感謝する。明るくて清潔感があり、心優しい楽しめる施設になった。皆さんに楽しんでいただけると思う」、橋田教育長・浦川副議長より「平成9年オープン以来、自然の探求と発展する科学技術の学びを基本理念とし、長崎の大地から読み解く科学、長崎の暮らしを支える科学、長崎の未来をつくる科学の3つのテーマでゾーン構成されており、体験型のアイテムを多く取り入れ、利用者が何度も訪れたくなるような展示内容となっている」との挨拶があった。

長崎の暮らしを支える科学には、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産であるジャイアント・カンチレバークレーンや、旧木型場、ロープウェイなど長崎のまちをモチーフにした「ボールコースター」を動かし、滑車の役割など科学技術や物理の法則が学べる。スクリーンの前に立つと骨になった姿が映し出され、自分の体の動作に合わせて動く骨を観察できるコーナーや、長崎にもいた恐竜の全身骨格のレプリカ(体長約8m)、頭骨標本(幅約1.5m)も展示されている。他にも、地震が起こる仕組みを解説し、実際に熊本地震の揺れを体験できる地震体験装置、光で遊ぶ身近な化学など設置されている。展示室のリニューアルは、1997年の開館以来初めてで、総事業費約2億1,700万円で3階フロアを改修、展示室の入場料は大人410円、子ども200円となっている。

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